サンリオピューロランドがV字回復した理由
ピューロランドが復活したそうで、どう変わったのか、実際行ってきたレポート、感想を書いてみたいと思います。
15年ぶり、2度目に行ったのは、4月のこと。長男が、キティちゃんやぐでたまを覚えて、道で見つける度に、キティちゃん、キティちゃん、と言うので、行ったら喜ぶかなと思っていたところ、チケットが手に入ったので行ってきました。
1日パスポート、当日窓口で購入すると、けっこう高いんですよね。休日だと、大人3800円、小人2700円。事前購入や、キャラクターなりきりコーディネートなど、いろいろ割引プランがあります。うちは、チケット屋で、株主優待券を通常パスポートの半額くらいで購入しました。2歳以下は無料なので、3歳になる前に、どんな感じか、一度行ってみるのがいいと思いました。
多摩センター駅から歩きます。途中Benesseのしまじろうとキティちゃんコラボ像を見たりしながら、5-10分。思っていたより、城っぽくて、テンション上がります。
外では、あちらこちらで、コスプレした人達が撮影していました。中にはフォトスポットがたくさんあり、コスプレイヤーさん達もたくさん撮影していました。なるほど、こういう利用の仕方もあるのだなと感心していたのですが、後で調べたところ、コスプレのイベントの日だったようです。公式ページのカレンダーにイベントマークついていたのですが、なんのイベントか書いておらず、調べずに来てしまいました。なんのイベントなのか、どういう影響があるのか、事前チェックした方がいいですね。
中は階段が多いので、まずはベビーカーを預けます。
階段登って、ちょっとショッピング。
かわいくてウキウキしちゃいますね。欲しくなっちゃうけど、うちは男児しかいないし、わたしはおばさんなので、姪っ子に買いました。ここでなくでも買えるものでしたが、まあ、お土産ということで。
マイメロディ キッズかご風ポシェット ピンクベビー・キッズ【あす楽】
中央にある知恵の木ステージでは、男性アイドルユニットが歌って踊っていました。写真撮ろうとしたら係員に注意されたので、サイリウムを振る女の子達だけ。
なるほど、こういう集客の仕方なんだなと感心するも、コスプレにサイリウム、わたしが知っているいちご王国とはなんだか違う。子供の頃は、サンリオ大好きで、いちご新聞を買って、いちご王国の住人になることを夢見ていました。そんな少女も今は立派なおばさんなので特にガッカリはしないけど、なんだかカオスで驚きました。
知恵の木周りは、相変わらず、メルヘンです。
マイメロいました。
これは、『~キキ&ララ~トゥインクリングツアー』というアトラクション。キキララの生まれ故郷、ゆめ星雲の世界を体験できます。かわいいキッチンやお風呂が展示されてるだけですが、なにしろフォトジェニックでインスタ映えなので、人気です。うちの子も、ママゴトみたいで楽しそうにしてました。
パレードが何度かあって、ちゃんと見るには列に並ばないといけないっぽかったので、並んでいたらシナモン来ました。
どれがどのパレードの列なのか。係員に聞いたら、
「多分これ…?」
「たぶん?」
「コスプレの係員ですので」
ああ、なるほど。列のところに来て、ここにいてくださいと言われ待っていると、なにやらパレードらしきものが始まってしまった。え?どういうこと?列先頭の係員らしき人に聞くと、どうやら、別のパレードの列だった。しかも、係員じゃなくて、コスプレしている客だった。なんだか勝手が分からず難しい。諦めて移動。
ちなみに、この並ぶのやめたパレードは、こんな感じで、だいたい観られました。
次に行ったのは、『KAWAII KABUKI ~ハローキティ一座の桃太郎~』。サンリオキャラクター達が歌舞伎を演じます。何も知らずに入りましたが、本格的で見応えあり、プロジェクションマッピング使ったり、その迫力にビックリ!後で調べたら、脚本・演出・作詞にはこれまで数々の「スーパー歌舞伎」を手掛けてきた横内謙介が、歌舞伎演技の指導は市川笑三郎が担当してたらしいです。そしてメインキャストの声は、中村獅童でした。たまたま入って、良かったです。落ち着きのない2歳長男も、まだ赤ちゃんの次男も最後まで見入ってました。ただ、もうちょっと後ろの席に座れば良かったかな。誘導されるままに、前の端っこに座ったら、スピーカー近くで、爆音直撃。子供の耳には危険と聞いたことがあるので、ハンカチで次男の耳を抑えながら観てました。
最後に、開演ギリギリで入ったのは、『ぐでたま・ザ・ ム~ビ~ショ~』。これもまた、入れたから入ったのですが、ぐでたまが客いじりをするショーで、なんとパパが支配人に任命され、終始いじり倒されました。長男も副支配人に任命され、舞台に上がりました。
いじり方も面白く、チコちゃんみたいで、売れてる芸人さんが中の人やってるんじゃないかと思うほど。どうやって選んでるのか分かりませんが、席だとすると、うちは真ん中後ろの方に座りました。あと、1番前の列の人達も指されてました。ご参考までに。
あまり何も調べずに行ったのですが、アトラクション、パレード、シアターを充分に満喫するならば、下調べとスケジューリングが大事ですね。その時の混み具合もありますし、子連れだと、なかなか予定通りいかないので、今回はまあこんなもんかなと思うことにします。
そして、ピューロランドがこんなに変わっていたのも知らなかったのですが、ちょうど行ったこの日の晩に、『世界一受けたい授業』でピューロランドV時回復の特集をやっていました。激減していた入場者数を再び呼び込むためにしたことは、ターゲットを大人に拡大したこと。SNS映えを意識したフォトスポットを設置。ありました。大人がたくさん写真撮ってました。外国人観光客の呼び込み。KAWAII KABUKIは、外国人のお客さんいらっしゃいました。かわいい、と歌舞伎、いかにも好きそうですよね。パレードを大人向けにすること。衣装・装飾は、デビュー当時のきゃりーぱみゅぱみゅの美術演出担当の増田セバスチャンさん、振り付けは、PerfumeやはじこいダンスのMIKIKOさん、音楽はヒャダインさん。そういえば、そんな感じで、みんなで踊っていました。
すっかり大人向けに変わってしまったピューロランドですが、子どもが楽しめないかといえば、そんなことはありません。うちの子達は、楽しそうでした。親もついでに楽しめていいと思います。ただ、子連れでしょっちゅう行くには高いです。10月には、一部値上げするそうです。人気と共に株価もV時回復してしまったので、しばらくは買えなそうですが、値下がりした時に株を買うか、チケットが安く手に入った時にまた行きたいと思います。
食事
ピューロランド内には、可愛くて高いカレーとかが食べられるフードコートがあるのですが、混んでるだろうなと思って、駅で好物の天丼を食べてから行きました。フードコートは、混んでましたが、近所のフードコート程ではなかったです。
帰りは、ピューロランドから駅に向かう途中にあるラーメン屋。このチェーン、好きなんですけど、店舗はあまり多くない。ラーメン屋自体も子連れだとなかなか行けない。ここは、店内広めで、ベビーカーで入れました。久しぶりで美味しかったです。
授乳室・トイレ
インフォメーション横に、授乳室、オムツ替え台、キッズトイレあります。大人が多くて、乳幼児は少ないので、空いてました。